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梅雨にも負けず、カビにも負けず、カビ菌がもたらす人体への影響とは・・・(前編)梅雨とカビの説明

こんにちは!

Influencerと申します。

当ブログ"Influence the world"への訪問ありがとうございます。

前回は、胃がんの大敵ピロリ菌検査でした。

いよいよ、日本時の大嫌いな梅雨のシーズンが開始されます。

本日は梅雨の時期に発生するカビに関する情報を書きます。

今回は、そんな中で梅雨の時期にもたらされる人体への影響や

予防策・対策をお伝えしていきます。

梅雨

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梅雨とは

梅雨だけの場合はつゆと言いますが、梅雨前線の場合はばいう。

梅って何??

これは、中国由来の語彙です。

梅が熟した時期の雨から梅雨(ばいう)といい、

梅雨(つゆ)は露(つゆ)を連想したためと言われています。

 

しかし、いろいろなものはカビてしまうし、

じめじめして不快感を感じて嫌ですよね(´;ω;`)

では、実際に梅雨に関する情報をまとめました。

時期

5月~7月と、広範囲です。

2017年は6月に梅雨入りでしたね。

メカニズム

小学校や中学校で一度は聞かれたことがあるんじゃないでしょうか?

4つの気団が絡み合うことで、梅雨は生まれます。

日本列島・朝鮮半島からくるもの

オホーツク海気団

北東に位置する

北方領土辺りからやってくる

冷たく湿っている

小笠原気団

南東に位置する

太平洋からやってくる

高温多湿

中国大陸からくるもの

揚子江気団

北西に位置する

中国北部やモンゴル方面からやってくる

温かく乾燥している

熱帯モンスーン気団

南西に位置する

東南アジアからやってくる

非常に暖かい、湿ったもの

停滞前線

東西に発生する。

これら冷たい気団と温かい気団がぶつかり合って、

気温の谷が生まれるときに形成される。

秋雨前線・春雨前線も一種。

梅雨前線

停滞前線の一種。

気団のぶつかり合いによって、

暖かい空気が上昇して冷たい空気が下降し、

雨をもたらす雲を形成する。

カビ

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カビとは

5億年前には誕生しており、人間よりもはるかに長い歴史を持つ。

また、地球上の微生物の中で35%ほどを占める割合。

真菌の中の糸状菌の仲間。

子実体(完成体)を形成しない菌糸体を持つ。

人間にとって有用なものも有害なものもある。

カビの種類

黒カビ

学名: クラドスポリウム(Cladosporium)属

よく家で見る黒色のカビです。

低温や乾燥に強いため、マメに除菌しなければなりません。

アレルギーの原因になりうる菌です。

青カビ

学名: ペニシリウム(Penicillium)属

良い菌

ペニシリウム・カマンベルティ(Penicillium chysogenum)は

白く、カマンベールチーズ製法に使用される菌種です。

 

害のある菌

米を黄色や橙色に変色させるものであったり、柑橘類の青カビなんかですね。

麹カビ

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学名: アスペルギルス(Aspergillus)属

この菌種は恐らく日本人であれば、ほぼ恩恵を受けているのではないでしょうか?

現在では国菌として認定されています。

麹菌はたくさんの種類の酵素を生産しています。

麹菌は菌の種類、麹は麹菌を穀物に繁殖させたもの。

とくに有名な麹菌はアスペルギルス・オリゼ(Aspergillus oryzae)。

清酒や醤油などの醸造に使用されてきました。

 

有害性

有益な反面、アスペルギルスは非常に強力な発がん性物質アフラトキシンB1を

生成します。

この菌種は、アスペルギルス・フラバスでした。

 

今回は、梅雨とカビの説明を行いました。

次回は、カビの人体への影響と対処法をお伝えいたします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

登録よろしくお願いいたします。