Influencer’s Health and Travel

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超高難易度!?人気映画「君の名は。」の舞台と噂される選ばれた人のみ上陸できる絶海の孤島”青ヶ島”へ聖地巡礼しに行った_④観光編

こんにちは!

Influencerと申します。

当ブログ"Influencer`s Health and Travel"への訪問ありがとうございます。

 

青ヶ島への少しややこしいアクセス方法や、青ヶ島旅行に関する体験記を数回に分けて投稿していきます。

第4回は、観光編 です。

前回は、青ヶ島での宿泊・飲食施設をお伝えいたしました。

influencer.hatenablog.jp

お勧めスポットや、観光すべき点をお伝えしていきます。

 

 

1.地図

地図がないと迷子になってしまう恐れがありますので、まずは地図を用意しましょう。

島は電波が入らないところがたくさんありますので、スマホにはダウンロードしておいてください。

できれば、プリントアウトしておくと役に立つかもしれません。

一応宿でも配られるかもしれませんが、なかったら悲しくなりますので。。。

地図: http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/aogashima_map.pdf(青ヶ島全体)

地図: http://www.vill.aogashima.tokyo.jp/tourism/syuraku_map.pdf(岡部地区(居住区))

2.観光スポット

青ヶ島は基本的に3地区に分かれます。

基準は恐らくトンネルですね。

港~(青宝トンネル)~池之沢地区~(平成流し坂トンネル)~岡部地区

まずは玄関口の港から紹介していきます。

青ヶ島三宝

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(上)船上から (下)港から

大切な海の玄関口です。

国内で最後まではしけ作業が行われていました。

漁船の船着き場が陸にあるため、出航の度に備え付けの大きなクレーンで漁船を吊り上げます。

堤防からの釣りはもちろん、夏の海の穏やかな日には海水浴も楽しめます。

↑海水浴は、海が穏やかな時にしましょうね。

池之沢地区

丸山

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天明の大噴火(1785年)で隆起した大小二つの旧火口を持つ内輪山です。

火口内も大池、小池と呼ぶ2つの池がありました。

縞模様に見える背の低いところは、椿の木が植林されています。

丸山一周遊歩道を歩くと、季節の草花や鳥たちに出合えます。

御富士様

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島民避難の前、火山の噴火を恐れ出産・月事の人・喪中の人などは浮上都市、池之沢に足を踏み入れることができなった。

名主佐々木初太郎(1864年~1920年)は限りある労働力を活用するためにこの習慣を改めようと、ここに神社を立てお参りして農作業ができるように便宜を図った。

今はこの風習も廃れかけたが祭日は1月、5月、9月の各13日で、願をかける人は、海岸の小石を奉納している。

丸山遊歩道

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丸山をぐるりと周れる遊歩道。

季節の草花や鳥たちを観察しながらゆっくり歩いて20分ほど。

金太(キンタ)と呼ばれる低くなった外輪山のすき間からちらりとのぞく太平洋は絶景です。

キャンプ場

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予約必要ですよ~。

前記事に書いています。

influencer.hatenablog.jp

ひんぎゃ(地熱窯)

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火の際(ヒノキワ)が語源となっている「ひんぎゃ」。

池之沢地区では、島言葉で「ひんぎゃ」と呼ばれる水蒸気の噴出する穴が無数に見られます。

電気がない時代に、暖房や調理にひんぎゃを利用していました。

ふれあいサウナのほど近くにある地熱釜。

卵やじゃがいも、さつまいも、くさややプリンに赤飯まで、何でもふかせる天然の釜です。

ふかした食材で、青ヶ島大自然に囲まれながらのピクニックはいかが。

あのね、超フカフカで、甘味が全て凝縮されているから、最高においしいです。

体験記で後述します。

ふれあいサウナ

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ひんぎゃの熱を利用したサウナ。

サウナ室の温度は約60度。

自然の熱であるため、日によって温度・湿度が多少異なります。

観光客はもちろん、村民のふれあいの場にもなっています。

脱衣場がすごく熱く感じました。

オオタニワタリ群生地

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「谷を渡る」という語源からくるオオタニワタリ

南方系のシダの一種で、岩の上や樹木に数段になって着生する姿はマレーシアの光景のよう。

3月から5月が芽吹きのシーズンです。

そこら中にたくさんいます。壁にくっついたりしています(笑)

大杉

神木の茂る恋ケ奥。

そこに位置する樹齢230年を越える杉の大木です。

ゴツゴツとした溶岩でできた森の中に神々しく立ち、苔むした幹からはなにかパワーを感じるとか。

青ヶ島のパワースポットです。

岡部地区

居住区です。

尾山展望公園

複式火山の絶景と果てしなく広がる太平洋が眼にとび込んできます。

ぐるりと360°広がる大海原には圧巻。

天気がよければ八丈島が見えることもあります。

大凸部(おおとんぶ)

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青ヶ島で最も高い大凸部は標高423m。

ここには三角点が設置されています。

集落からも近く、気軽に登れます。

のんびり展望台で昼寝はいかが?

ここからの星空が展望公園よりもきれい。

ジョウマン

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標高200m、島最北端部の崖の上。

一面に広がる草原からは風音しか聞こえません。

絶好の星空スポットです。

牧場

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ジョウマンの先にあります。

8月には牛祭りをやるので、必見です。

還住像

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天明の大噴火で八丈島に逃れた「青ヶ島のモーゼ」と呼ばれる英雄・佐々木次郎太夫の碑。

次郎太夫は島の人々の先頭に立ち、青ヶ島へ還住を果たしました。

この人がいなかったら、青ヶ島にはいくことができませんでした。

佐々木次郎太夫屋敷跡

島の再興を果たした江戸時代の名主。

佐々木次郎太夫の屋敷跡には玉石垣やソテツの大木が残り、往時を偲ばせます。

東大所神社

失恋の腹いせに島民7人を殺傷し、入水自殺をした朝の助の霊を鎮めるために建立された、いわば祟神を祀る神社。

今では縁結びの神様として信仰を集めています。

金毘羅神社

ヘリポート北側の森の中にある小さな神社。

4つの神様が拝まれています。

大里神社

島の総鎮守、大里神社。

昭和41年頃まで使われていた、でいらほん祭の仮面(男の鬼面と女面)が安置されています。

玉石の急崖を登り詰めると、静かに社がたっています。

清受寺

1695年に建立された島で唯一のお寺。

浄土宗に属し、八丈島大賀郷の宗福寺の末寺とされています。

渡海神社

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道が非常にわかりづらいです。

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

本日は、観光編でした。

次回は、総まとめ編です。

登録よろしくお願いいたします。